pa.n.da所長がつぶやくぶろぐ

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研究日誌 vol.27 アクティブラーニング

最近、教育の強靭化について文部科学省から出ていますね。

 

教育の強靭(じん)化に向けて(文部科学大臣メッセージ)について(平成28年5月10日):文部科学省

 

1.詰め込み型教育に問題があったので改善してゆとり教育になった

2.ゆとり教育をさらに改善してアクティブラーニング

3.アクティブラーニングに対してディープラーニングというものがある

4.2020年以降に順次実施して行く。

 

とのこと。なんでこんな話が出ているのかというと、

5.いまAI(人工知能)の進化など情報化・グローバル化が急激に進展している。

6.なので今の時代は不透明

7.そんな不透明な時代に、たくましく、しなやかに生きていく人材を育てるためには、学校教育を進化させていくことが必要だ。ということです。

 

8.教科や学校種の枠を超えて、中央教育審議会において「論点整理」がとりまとめられた。

9.この「論点整理」においては、学校教育を通じて育む資質・能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力や人間性)と各教科等を学ぶ意義の明確化

10.資質・能力を育む教育課程の実現に向けた「カリキュラム・マネジメント」の充実

11.資質・能力の育成に向けた「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善等について提言がなされています。

12.この「論点整理」は、教育界のみならず、経済界や大学、地域関係者など延べ470人の英知を結集し、これまで合計126回、約260時間(本年5月9日現在)に及ぶ議論を積み重ね出している。

 

という状態です。まだ結論が出ていないので、今後深まって行く議論かと思います。

 

pa.n.daの研究日誌的には、インターネット、ロボット、AIが当たり前の時代に、

13.昔の教育は全然形が変わらないと大変だと思う。

14.過去の延長線上の概念でなんとかしようとするのでなく、

15.新しい所から再構築が必要だと思う。

16.新しい発想、アイディアが必要だと思う。

17.海外の教育の成功モデルも参考にしながら、日本式のアクティブラーニングができたらすごい!

18.なぜなら、日本は世界最先端。先進国の中で一番少子高齢化が進んでいる国。

19.新しい産業をつくって若者がどんどん子育てできる環境が必要

20.新しい教育のモデルができれば、これからどんどん少子高齢化を迎える国に、新しい日本の商品として経済的に進出できる。

21.日本のグローバル化にこの新しい教育モデルの構築は貢献になる

 

そんなところかと思います。

また引き続き、新しい情報が出れば、研究日誌にして行きたいと思います☆

 

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