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研究日誌 vol.11 日韓のこと その3

昨年は、日韓国交正常化50周年でした。

 

そんな、年に記念して、日韓交流イベントヌリッショの第1回が4月に韓国で、第2回が11月に日本の福岡で行われました。

 

ヌリッショとは、韓国語でヌリラ(享受するの意)と日本語の一緒にという言葉を合わせてヌリッショという造語です。

 

日本と韓国が一つになって、一緒に享受しよう!そんなムーブメントです。

 

第1回目の2日目のインターブルゴホテルで開催された日韓visionフォーラムで、韓国代表のNohさんと、日本代表の内海さんが話していたことが印象に残っています。

 

「決して、日本と韓国が一緒になってただ仲良くイベントをやることが目的ではないんです。人間が持っている根本的な問題『観点の問題』を解決できる技術(認識技術)ができたから、こんなことを言っているんです。」と

 

当時、日韓visionフォーラムは、日本で3年以上開催されていたイベントでした。

3年前からずっと一貫して「観点」のことを言っていて、この観点の問題のことを日本人と韓国人が同じ場で共有できることがとても価値があることだと私は思いました。

 

日本の主張も、韓国の主張もそれぞれ主張するがゆえの理由があります。

だけど、お互い過去のことをずっと握るより、未来のvisionを見て、未来のためにひとつになろうと、もともと40年日本と韓国はひとつだった。

 

そんなことをNohさんから聞いて、感動していた私は、やっぱりNohさんの話を聞いて感動するんです。

 

私も、韓国の独立記念館や、38度線に行って、自分の目で見た世界がありました。

実は、ここからは涙なくては語れないんですね。

 

ただ韓国へ旅行に行ったのではなく、日本人として韓国のことを学ばなければならないことがあるから行きました。

ただ、韓国のことが好きだから、日韓のことを語るのではなく、日本と韓国がひとつになることが、今閉塞しているあらゆる問題を突破する「間」になるから、日韓のことを語るのです。

 

多くの人に、ヌリッショの日韓に関心もってもらいたいですね。

 

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